【まちづくり】駅前に美味しいフルーツサンド専門店…その背景には福島市の支援が【福島県】

駅前に、お店を持つということは、お店を開きたい人にとっては一つの憧れですが、多額の費用など資金面で課題があります。それを後押しするある支援策が福島市で始まっています。

この動画の記事を読む>

JR福島駅にほど近いこの場所に。市内で話題の専門店があります。それが、フルーツサンドの専門店「纏matoi福島店」です。主力商品は、この、フルーツサンド!たっぷりのクリームと旬の果物が楽しめると、幅広い年齢層から支持を得ています。ちなみに、お店には、タルトやチーズケーキなどの冷凍のデザートもラインナップされていて、このスイーツの充実ぶりも人気の理由です。お店は去年12月にオープンしましたが、ただ、そこ至るまでにはある大きなハードルがありました。

■纏matoi福島店 大山 博美さん
「内装工事費用や家賃、運転資金などたくさんお金がかかってしまいます。」

それは、資金面の問題です。やはり、お店を成り立たせていくには人件費も含めて、多くの費用がかかります。さらに駅前は家賃相場も高く、出店をためらうお店も少なくありません。それでも、「纏matoi」はオープンを果たし、お客さんの入りも順調!資金面の課題をどう乗り越えたのでしょうか?

■纏matoi福島店 大山 博美さん
「家賃補助で月3分の2を補助してもらっている。元々は空き店舗でした。」

自治体から補助をもらっていたのです。もともと福島市は、中心市街地に空き店舗が多く、これらをどう生かしていくかが街の課題でした。この課題を克服するため、県と、福島市は商店街の活性化を図ろうと空き店舗に入る店の家賃を補助する事業を行っているのです。中心市街地の空き店舗に出店すると3年間、家賃の一部が補助されます。「纏matoi福島店」もこの事業を活用しました。

■纏matoi福島店 スタッフ 大山 博美さん
「家賃補助をしてもらえるメリットは3年間補助してもらえるという安心感があります。」

家賃を補助するこの事業。お店を開きたい人の大きな支えとなっていて、今後は、さらなる魅力の向上につながるかが鍵です。

■纏matoi福島店 スタッフ
大山 博美さん「補助金制度を活用していただき多くの方に店を出していただいて街が活性化すればいいと思います。」

◆福島中央テレビ報道部公式SNS(X)

◆【最新ニュース配信中】

◆みなさまからの動画・写真の投稿はコチラから!
「中テレ投稿BOX」

◆中テレアプリで気象情報や臨時ニュースを通知

タイトルとURLをコピーしました